毎年新年1月2日・3日に行われる箱根駅伝の季節が今年も間近に迫ってきました。
東京箱根間をトータル217.1キロという気が遠くなる距離を各大学10名が2日に渡ってタスキをつなぐために必死に走りぬく箱根駅伝の勇者たちに毎年感動しますよね。
箱根駅伝と言えばファンも多く、毎年家族そろってゆっくりしたひと時にテレビ越しに、もしくは沿道で応援し楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかしふと気づくと箱根駅伝の出場校には関東の大学の名前だけが軒を連ね、関西の大学の名前が見当たりません。
関西の大学はまさか箱根駅伝に出られない?
考えてみればなぜ箱根駅伝は関東の大学名だけなのでしょうか?関西の大学はなぜ出られない、もしくは出ないのでしょうか?
その点について調べてみました。
箱根駅伝はなぜ関東の大学だけなの?
おはようございます☀
山手線が #箱根駅伝 仕様になってる😳 pic.twitter.com/2PlO8tMjY9
— てるぼーズ🤩 (@Naojiroho) December 29, 2022
箱根駅伝は関東生陸上競技連盟(通称 関東学連)が主催するいち地方駅伝大会です。
そのため箱根駅伝の出場資格は大学・大学院・短大・高専の関東学連の加盟校に限られ、関東のみ出場できるということになります。
現在上位校は「大学」が多くを占めるようです。
箱根駅伝の歴史は古く、第1回は1920年(大正9年)です。この時は早稲田・慶応・明治・筑波の4校が参加する4大校駅伝競走でした。
この時から関東の大学のみの参加でした。
現在箱根駅伝本選の出場校は21チームです。
現在の箱根駅伝の本選参加資格はは前年大会の10位までがシード校として、その他は予選を行いその中の上位10位が加わります。
最後のひと枠は関東学生連合チームが参加しますので、全21チームと言うことになります。
関西の大学は出られない?
箱根駅伝は関東学連という地方主催の大会なので、関西の大学はでられません。
ですが箱根駅伝大会開催開始の後を追い、日本学生陸上競技連合が主催する
が始まります。
この2つの大会と箱根駅伝で学生3大駅伝と呼ばれています。
全日本と出雲の2大会については出場資格は日本全国ですので、当然関西の大学にも出場資格が与えられます。
では箱根駅伝に関西の大学が一度も出場していないかというと、特例ではありますが9回・12回・13回大会に関西大学が箱根駅伝に特別招待されました。
そして箱根駅伝40回大会では非公式のオープン参加として立命館大学と福岡大が箱根駅伝を走っています。
しかし、通常は関東学連の加盟校だけというスタンスは崩れず、現時点の箱根駅伝は関東のみの出場権となります。
箱根駅伝の関西の視聴率が低い!?
箱根駅伝の関東と関西の視聴率の違いに唖然とする(꒪⌓꒪) ちなみに関東は往路が28%📺 #箱根駅伝 pic.twitter.com/LibMn0Lxet
— うみのこ号 (@uminokoship) January 5, 2016
箱根駅伝の関西での視聴率が低いのは当然の結果だと言えます。
箱根駅伝は関東ローカルの大会ですので、全国放送と言えども関心度は地域に寄って違いが出るでしょう。
その差は視聴率でも明らかにわかります。
関東では圧倒的に人気を誇り、平均視聴率30%の箱根駅伝ですが、関西エリアでは平均15~20%と低くなります。
また他地域、例えば名古屋などはもう少し高く20%を超すあたりだったりとばらつきがあるようですが、特に箱根駅伝に関しては関西の関心は落ちるようです。
スポーツのみならず地域での催し事への興味は開催地域が一番高くなるのは当たり前と言えますので箱根駅伝への関心が薄めなのも不思議ではないでしょう。
関西での駅伝自体は人気がないわけでもなく、例えば京都市主催の全国高校駅伝は男女関係なく参加できることもあり、年々人気も高まっているようです。
箱根駅伝の全国化が進められている?
【 #箱根への道 】全国から参加可能な24年箱根駅伝、“関西の雄”関大コーチに聞く予選会に向けた課題とは https://t.co/aLHM7mmm2N #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/VsgxSArsYT
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) November 4, 2022
箱根駅伝の全国化の動きは本当のようです。
箱根駅伝の人気に続き全国区の全日本駅伝大会と出雲駅伝大会が開催されていますが、知名度と人気が明らかに箱根に劣っています。
また、3つ合わせての学生3大大会ですが箱根駅伝が地方大会のため「3冠」を獲ることは不可能です。
このため地方の有力選手が敢えて関東の大学に入り箱根駅伝を目指す現象が起きていて、現に箱根駅伝選手のうち約7割が地方の有力選手という話もあります。
このような流れから、学生スポーツ界で最大級の注目と知名度がある大会がローカル大会であることを疑問視する声があがり、青山学院大学の原晋監督を始め複数の関係者が箱根駅伝を全国大会にする動きが広がっています。
具体的には箱根駅伝の記念すべき100回大会が2024年と迫っており、この回をもって全国区にするという話も聞こえます。
「箱根駅伝はなぜ関東だけ?関西の大学が出れないのは本当?」 まとめ
関東学生連合チームが集結!#箱根駅伝 pic.twitter.com/Fsm5JCzpyT
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 20, 2022
「箱根駅伝はなぜ関東だけ?関西の大学が出られないのは本当?」をまとめてみると
- 箱根駅伝が関東だけなのは、関東学連が主催の関東地方の加盟校のみ参加可能だから。
- 箱根駅伝主催が関東学連という地方の駅伝のため、関西の大学は出られないから。
以上のようになりました。
箱根駅伝は歴史があり、アマチュアのチームプレイが大好きな日本人向きのスポーツということや、開催時期がお正月ということも重なりファンも多くとても人気があります。
関係者にとっては全国区を望むなど様々な意見が飛び交っているようですが、見ている私たちにとっては精いっぱい走り仲間を信じてタスキをつないでいく毎年の箱根駅伝のドラマを純粋に楽しみたいところですね。