絆創膏が臭いのはなぜ?原因や臭いの取り方や対策を大調査! | 毎日がエブリデイ!

絆創膏が臭いのはなぜ?原因や臭いの取り方や対策を大調査!

絆創膏が臭いのはなぜ?原因や臭いの取り方や対策を大調査! 生活の知恵
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うちの子供が通う幼稚園では子供が転倒してスリ傷を作ると先生が絆創膏を貼ってくれます。

時にはどこか傷になってるの?ってな具合でもなぜか必ず絆創膏を貼ってくれます(笑)

とてもありがたい話ではあるのですが、これを剥がそうとすると泣く

かといってそのままにしておくと、なぜか臭いが出てきますよね。

 

絆創膏による臭いの取り方はどう処理するのが適切なのか、臭いの対策は出来るのか?

これらを調べていくと絆創膏にはさまざまな種類があり近年の絆創膏はあえてカサブタを作らないのにキレイに治すことが出来る絆創膏があるようです。

それでは詳しく説明してきたいと思います。

正直これが一番オススメ。

伸縮性があって通気性も高いので長時間使っても快適ですよ!

 

絆創膏を長時間してはがすと臭いのはなぜ?

 

絆創膏を数日間放置したあとに剥がしたあとの臭いはなぜか臭いですよね。

だいたいの大人なら時間の経った絆創膏臭いのは知っていて当然

しかし、臭いのを承知の上であえて嗅ぐ人がなぜか一定数いる。

人類の七不思議ですね…

好き嫌いの個人差はさておき、数日経った絆創膏はなぜこんなにも臭いのでしょうか?

気になるその原因と理由を探っていきたいと思います。

 

絆創膏が臭い原因は雑菌

なぜ数日経った絆創膏は臭いのか、その臭いの原因までご存じでしょうか?

その主な原因は雑菌を分解する細菌が出すガスです。

 

貼った患部の汗が蒸れることで水分が溜まり、人肌の温かさも加わって細菌がとても繁殖しやすい環境になり、その細菌が汗と一緒に出た雑菌を分解するときに臭い、つまりガスが発生します。

 

例えば、生ごみ。

冬場はあまり臭いがしませんが、梅雨~夏場にかけて気温と湿度が高いと細菌の活動がより活発になり、雑菌の宝庫生ごみの分解をどんどん始めるので強烈な臭い、ガスが発生するのです。

 

汗自体は本来無臭ですが、体表にもともと付いている細菌が汗と一緒に排泄される雑菌を分解、その際のガスが原因で臭うことがあります。

お風呂に入った直後は体表の細菌が少ないのですぐには臭いませんが、夏場に汗をかけばかくほど細菌は増殖していくので、だんだんと汗臭くなるのです。

骨折した際にギプスを使ったことがある方はピンとくると思いますが、ギプスの中は蒸れてしまうし、なかなか洗うことが出来ないので細菌は延々と増殖するので取り外した際の臭いといったら…

つまり、絆創膏と皮膚の間でも同じことが起きているので臭くなるというわけです。

 

絆創膏の臭いにおいの取り方は?

絆創膏の臭いが不快であれば、臭いの取り方や対策も知っておきたいですよね。

臭いを効果的に取るには水道水かお湯で細菌を洗い流してしまうのがいいでしょう。

傷口を流水に付けるのを怖がる小さなお子さんがいる場合は、ぬるま湯をスプレーして洗い流すのも効果的です。中には”魔法の水”なるおまじないをしている学校もあるようですね。

 

しかし、絆創膏の臭いの対策は臭う前に予防することが一番効果的です。

その方法についても紹介していきますね。

絆創膏の取り換え頻度

臭いを抑える対策として、救急絆創膏はなるべく毎日変えるほうが良いです。

なぜなら、貼る前に流水や消毒液で殺菌しても発汗することで雑菌は発生しますし、絆創膏を貼った傷口近くの皮膚が蒸れて水分が発生してしまうので細菌が繁殖しやすい環境になるからです。

ただし、絆創膏を無理に剥がすのは注意が必要です。

カサブタごと剥がしてしまうとカサブタの下で塞がりきれてない傷口が再度開き出血します。

その場合は臭いが出てしまいますが、傷の状態によっては2~3日は様子をみてから剥がしましょう

絆創膏の種類

みなさんが思い浮かぶ絆創膏って実は用途によって様々な種類や形状のものが販売されているってご存じでしょうか?

 

冬にCMで見かけるのは”防水タイプ”のもので洗い物をしていても剥がれにくいよう粘着力を強くした救急絆創膏です。

 

他にも身近な絆創膏としては”穿刺(せんし)保護用絆創膏”というものがあり、注射直後に貼ってくれるガーゼのような絆創膏です。

 

とてもユニークな穿刺保護用絆創膏を見つけました(笑)▼

また食品工場などでは、異物混入にならないよう”金属探知機対応絆創膏”というものもあり、パット部分に複合アルミニウム成分が入っており、万一絆創膏が食品に混入した場合でも金属探知機で探し出せるために開発された絆創膏です。

 

あまり聞きなれない”ハイドロコロイドタイプ”の絆創膏や”湿潤性絆創膏”と呼ばれる傷の治りを早めてくれるタイプの絆創膏もあります。

 

これらの絆創膏は”モイストヒーリング(湿潤療法)”に適しており、傷が乾くことで痛みの発生を軽くし、傷跡を残さず元通りキレイに治してくれることが知られています。

次は”ハイドロコロイドタイプ”の絆創膏について説明します。

 

普通の絆創膏とキズパワーパッドは少し違う!

いわゆる普通の絆創膏とは傷を物理的な衝撃等から保護するための”救急絆創膏”です。

キズパワーパッドは傷を密閉して衝撃等を保護することはもちろんですが、傷口から湧いてくる体液をジェル状にして内部に閉じ込めることで傷が治りやすい環境を整え、より早い自己治癒を促す”モイストヒーリング”で傷を治す絆創膏なのです。

 

このモイストヒーリングとは、傷を湿らせたままにすることで、皮膚の成分になる細胞が湿潤環境下で動きやすくなることによって、人間が本来持っている自然治癒力を引き出すという療法です。

カサブタを作らずに傷による痛みを抑えてくれる上に、傷跡をキレイに治してしまうのがモイストヒーリング療法によるメリットです。

キズパワーパッドの臭いの原因

2通りの臭いが考えられます。

1つ目はキズパワーパッド内で体液を吸収したハイドロコロイドにより、白く腫れているものがあふれ出てきてしまうことがあり、これがなんとも言い難い独特な臭いを放ちますが問題はありません。

 

2つ目はキズパワーパッド内に残ってしまった細菌による”膿”の臭いです。

膿による臭いが出た場合はまず使用を中止し、なるべく早くお医者さんに診てもらいましょう

膿による臭いとは、お魚やお肉などのたんぱく質が腐った臭い、強烈な靴下の臭いがしたら膿による臭いの可能性が高く、見た目も赤く腫れあがりズキズキした痛みがあります。

もしこの膿を放置してしまうと、傷の治りは遅くなるのはもちろん最悪の場合は敗血症に繋がり命の危機に瀕する場合もありますので、早めにお医者さんに診てもらって下さいね。

キズパワーパッドの取り換え頻度

キズパワーパッドの取り換え頻度はおおよそ1~3日と言われています。

その際に必ずやって頂きたいのが傷口を確認し化膿していないかどうか見るようにして下さい。

貼る時と同様に取り換えの時も必ず流水で細菌を流してから貼るようにしましょう。

 

またキズパワーパッドの端が剥がれてきたり、体液を吸収したジェル状の白い腫れがパッド部分から溢れてしまった場合はそこから雑菌が入り化膿に繋がることもあるので交換しましょう

絆創膏が臭いのはなぜ?原因や臭いの取り方や対策を大調査!まとめ

では、絆創膏が臭いのはなぜ?原因や臭いの取り方や対策を大調査!をまとめていきます。

  • 救急絆創膏が臭いのは、細菌が雑菌を分解する時に発生するガスが臭いの原因
  • 救急絆創膏による臭いの取り方は流水で洗い流すのが良いですが、臭いが発生しないように毎日貼り替えていれば、臭いの予防措置ができる。
  • 近年は救急絆創膏だけでなくキズパワーパッド等のハイドロコロイドタイプの絆創膏がある。
  • 湿潤療法による傷はカサブタを作らずに痛みを抑え、傷口をキレイに治してくれる
  • キズパワーパッドの臭いは体液による臭いか、膿によって出る臭い
  • もし化膿してしまった場合は早急にお医者さんに行きましょう
  • キズパワーパッドの交換頻度はおおよそ1~3日、雑菌を入れないよう交換することも必要。

絆創膏を使う際にこの記事がみなさまのご参考になれば幸いです。

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