マジックテープは簡単に脱着できて便利なので、お子さんの衣類などによく使われていますね。
ただこのマジックテープ、いつのまにかくっつかなくなることありませんか?
「え?この間まで普通についたのに―」とか。
「忙しい時に限って、なんでくっつかないのー」とか。
マジックテープをドライヤーやアイロンで温めると復活する、なんて裏ワザを聞いたことがあるんですけど、実際はどうなんでしょうか。
そこでマジックテープの粘着力が復活する裏ワザがあるのか、調べてみました。
マジックテープを復活させる方法とは
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くっつかなくなったマジックテープを復活させるにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、マジックテープには柔らかい方(メス)と硬い方(オス)があり、この2面を合わせることでくっつく構造になっています。
メスのループ状になっているところにオスのフックが引っかかり、くっつくということですね。
粘着力が弱くなる理由としては、
- フック(オス)にゴミが付いて、ループ(メス)に引っかからない
- フック(オス)が伸び切って、ループ(メス)に引っかからない
- ループ(オス)がちぎれてフック(メス)が引っかからない
などが考えられます。
上記3つの原因にあわせて、マジックテープを復活させる方法を考えていきましょう。
粘着テープを使う
最初に試してみたいのは、粘着テープでゴミを取り除く方法です。
粘着テープをマジックテープに何度か貼ったりはがしたりして、ゴミを取り除きます。

掃除用のコロコロでもいいですね。
粘着テープでマジックテープを掃除する方法はマジックテープを痛めにくいので、手軽に使えるでしょう。
ピンセットや爪楊枝を使う
ピンセットや爪楊枝で、ひとつひとつゴミを取るのもマジックテープに与えるダメージの少ない方法ですね。
特に髪の毛などは粘着テープではとりにくいため、こちらの方が時間はかかりますが有効だと思います。
歯ブラシを使う
衣類に使われているマジックテープは、その衣類の繊維などがマジックテープに付きやすくなります。
そんな時は、マジックテープの表面を歯ブラシでこすってみましょう。
ゴミが浮いて、取れやすくなります。
この方法は、特に柔らかいメスの方に有効です。
ただ、ゴミが奥に入り込んでしまうと完全には取れないことも・・・。

表面を傷めてしまうこともあるので、力を入れ過ぎないように注意してこすりましょう。
スリッカーブラシを使う
スリッカーブラシとは、ペット用のブラシで抜け毛や毛玉が取りやすいようピンが『く』の形になったものです。
マジックテープは、スリッカーブラシが引っかかりやすい構造になっています。
なので、ゴミ自体は取りやすい・・・のですが、金属製のブラシが多いため、マジックテープを傷つけることがあるんです。
スリッカーブラシを使う時は注意する必要がありますね。
また、ブラシについたペットの毛がマジックテープの中に入ってしまい、逆効果になることもあるのです。
スリッカーブラシを使用するときは、ブラシを清潔にしてから行ってください。
歯ブラシやスリッカーブラシを使ったマジックテープの掃除方法は「シュフーズ マジックテープの掃除の仕方!」に分かりやすく書かれてありましたのでぜひチェックしてみてくださいね!
マジックテープ復活にドライヤーやアイロンは厳禁!?
マジックテープのオスの面は、フック状になっています。
マジックテープを何度も着脱すると、このフックの先がのびてまっすぐになってしまい、メスのループに引っかからない→「くっつかなーーーい!」と、なってしまうのです。
その場合にドライヤーやアイロンで、元の形状(フック状)に戻すよう、熱を加える方法も紹介されているのですが。
ですが!
ドライヤーやアイロンで復活させる方法は、失敗すると熱を加えすぎて元に戻らなくなることも・・・。
失敗しても構わない場合には使えますが、それ以外はドライヤーやアイロンでマジックテープを復活させる方法は使わないほうがいいでしょう。
マジックテープが復活しない時は100均で
マジックテープは着脱を繰り返すうちに粘着力が弱ってきます。
ゴミがついた場合は取り除けば元に戻りますが、フックが伸びてしまったり、ループがちぎれてしまったらもう元には戻りません。
その場合はマジックテープの寿命だと思って、復活をあきらめるしか・・・。
マジックテープは消耗品であるため、いつかは使えなくなる時がきます。
でも、「マジックテープ以外のところは、まだ使えるのに!」ということもありますよね。
そんな時は、マジックテープ自体を取り替えてはいかがでしょうか。
最近ではマジックテープは100均でも取り扱っています。
裏面が粘着テープになっていて、すぐに取り付け可能なものや、ワンポイントで使えるような小さいサイズのものと、種類も豊富。
元のマジックテープが復活しないときは、その部分だけ取り替えてしまうのもいいでしょう。
マジックテープを長持ちさせる裏ワザ
かといってマジックテープを取り替えるのは、結構めんどくさいですよね。
できればやりたくありません。
ここからは、日頃の使い方でマジックテープを長持ちさせる裏ワザを紹介します!
マジックテープを常にくっつけておく
マジックテープがくっつかなくなる一番の原因は、ゴミが付着することです。
なのでゴミ予防に、使わないときはマジックテープをくっつけた状態にしておくこと。
くっつけていないと、マジックテープにゴミが付いてしまいます。
またマジックテープは、関係ないところにくっついてしまったりします。
オスのほうが、衣類に引っかかること、多くないですか?
薄い生地やニットなんかにくっついたら「キャーーっっ!!」ってなっちゃいますよね。
そんなことにならないように、という予防も込めて。
使わない時もなるべくマジックテープはくっつけておきましょう。
洗濯する時も注意!
マジックテープは、洗濯するときも注意が必要です。
粘着面が強力なため、そのまま洗濯機に入れてしまうと一緒に入れた洗濯物に被害が・・・。
ジーンズも傷つけるほどの破壊力があるそうです。
そのため洗濯するときは、マジックテープをくっつけた状態でさらに洗濯ネットに入れて洗濯してください。
マジックテープをくっつけないで洗濯ネットに入れた時、洗濯ネットがボロボロになったという話も聞いたことがあります。
すさまじい破壊力なのです。
なので、「マジックテープをくっつける」、「洗濯ネットに入れる」と、二重の対策で洗濯してください。
ゆっくり剥がす
マジックテープは簡単に脱着できます。
簡単にできるため、ついつい雑に扱ったりします。
ただ、これもマジックテープが痛む原因です。
「パパッ」と脱着すると、ループ面がちぎれてしまうことが。
ループ面がちぎれると、もう復活は無理です。
あきらめるしかないのです。
つい、ね、やってしまうんですけどね、パパッと。
やっちゃうんですよね、つい、ね。
お子さんもバリーーーン!ってやっちゃいますしね。
だがしかし。
外すときは、ゆっくりです。
そーーっと外すのです。
それだけでマジックテープにかかる負荷が少なくなり、長持ちさせることができます。
「マジックテープを復活させる裏ワザ大公開!ドライヤーやアイロンはNG?」のまとめ
さて、今回はマジックテープを復活させる裏ワザについてまとめてみました。
-
- マジックテープを復活させる方法とは
粘着テープ、ピンセットや爪楊枝、歯ブラシ、スリッカーブラシを使う - マジックテープ復活にドライヤーやアイロンは厳禁!?
マジックテープを逆に傷めることもあるため、おすすめしません - マジックテープが復活しない時は100均で
100均でも売っているため、マジックテープを取替えてもいいかも? - マジックテープを長持ちさせる裏ワザ
・ マジックテープを常にくっつけておく
・ 洗濯の時に衣類などを傷つけるかもしれないので注意!
・ マジックテープの脱着時は、ゆっくり剥がす
- マジックテープを復活させる方法とは
と、いう感じです。
いかがでしたでしょうか。
マジックテープは消耗品です。
そのため、いつかは寿命がきてしまいます。
ただ、このマジックテープを復活させる裏ワザを使うと、くっつかなくなったマジックテープを復活させることもできます!
あきらめる前に!
是非!みなさま、お試しください。