【君の名は。】涙の理由を考察!三葉と瀧が目覚めると泣いているのはなぜ? | 毎日がエブリデイ!

【君の名は。】涙の理由を考察!三葉と瀧が目覚めると泣いているのはなぜ?

【君の名は。】涙の理由を考察!三葉と瀧が目覚めると泣いているのはなぜ? 特番テレビ
この記事には広告が含まれています。
この記事には広告が含まれています。
スポンサーリンク

2016年に公開されるやいなや、瞬く間に大ヒットした新海誠監督の映画「君の名は。」

君の名は。は社会現象となるほどの人気ぶりだったので、日本中の誰もが一度はそのタイトルを耳にしたことだと思います。

 

そんな君の名は。の中では、主人公の三葉と瀧がそれぞれ涙を見せる場面がいくつかあります。

特に印象的なのは、2人が入れ替わりを終え、夢から覚めた際に涙を流す場面ですよね。

涙の理由について、君の名は。の劇中で詳細には描かれてはいませんが、映画を観た人の間では様々な憶測が飛び交っています。

 

そこで今回は、君の名は。の主人公2人の涙の理由について、物語の流れから考察し紹介します♪

参考記事はこちら

 

【君の名は。】涙の理由を考察!三葉が泣いていたシーンとは?

まずは、三葉の涙の理由について考察してみます。

君の名は。の中で三葉が涙を見せたのは、2013年10月3日に目覚めたときでしたよね。

 

前日の2日、それまでのように入れ替わりで瀧になっていた三葉は、瀧が思いを寄せる奥寺ミキ先輩とデートの予定を立てていました。

3日は、三葉がセッティングした、瀧と奥寺先輩のデートの日だったのです。

 

そんな日の朝、三葉は三葉として、いつものように学校へ行く準備をしていましたが、鏡の前で髪を整えながら、

「いいなぁ、今頃2人は一緒か」

と小さく呟いた途端急に涙が溢れてきます。

 

「あれ、私なんで…?」

と三葉自身も涙の理由がわからず戸惑っている様子でした。

 

君の名は。の物語は、このシーンのあと、

“私が行きたいデートだけど、もし不本意にも瀧くんになっちゃったとしたら、ありがたく楽しんでくること”

と三葉が瀧の携帯に伝言を残しているシーンへと続きます。

 

三葉の涙の理由とは?

君の名は。で三葉が見せた涙の理由を、私なりに考察してみます。

 

これは一言でまとめると、入れ替わりを繰り返すうちに三葉が瀧のことを好きになったからだと思います。

 

おそらくそれまでは、三葉は入れ替わりを純粋に楽しんでいたと思います。

糸守町という田舎で暮らす三葉にとって、都会の男子高生として過ごす体験は念願だったはずです。

君の名は。で起こる入れ替わりの条件やきっかけには、そういった三葉の願いが関係あるのかもしれませんね。

 

三葉は瀧になることを楽しんでいたから、本来奥手な瀧に代わって『私が恋のキューピットになってあげる♪』くらいの気持ちで奥寺先輩とのデートの予定を組んだのだと思います。

しかし…入れ替わりを繰り返す中で、瀧という一人の男性のことを知るうちに、三葉自身も気づかないうちに惹かれるようになったのでしょう。

 

10月3日の朝、今日がそのデートの日であることを考えながら、瀧への恋心を自覚したのであろう三葉。

『瀧と奥寺先輩がこのデートで付き合うことになったらどうしよう』

『三葉としての私の恋は叶わないかもしれない』

とわかり、不安になって思わず涙が出たのだと推察できます。
君の名は。では、この場面の直後、三葉が慌てたように瀧のいる東京へ向かいます。

瀧への恋心や不安から、何も手につかなくなり東京へ行ったと考えると、辻褄が合いますよね!

 

 

【君の名は。】涙の理由を考察!瀧が泣いていたシーンとは?

続いて、瀧の涙の理由について、私なりに考察してみます。

 

君の名は。の中で瀧が涙を見せたのは、2016年10月3日の朝、瀧として目が覚めたとき。

これは、瀧と三葉の間に3年という時間のズレがあるためですね。

 

この日の前日、瀧は入れ替わりで三葉になっていました。

宮水神社で口噛み酒の奉納があり、その帰り道に四葉がかねてより話題になっていた彗星のことを口にします。四葉の

「そういえば、彗星見えるかな?」

という言葉を聞いた瀧は、何か違和感を覚えたかのように

「彗星…?」

と呟きます。

 

『何か忘れている気がする、でも思い出せない…』といった様子の三葉(中身は瀧)を見た祖母が

「あんた、今、夢を見とるな」

と言います。

 

そして目が覚めると、瀧に戻っており、10月3日の朝。

瀧は目が覚めると同時に、何かを思い出したように涙を流します。

 

瀧の涙の理由とは?

君の名は。で瀧が見せた涙の理由を考察してみます。

 

これは一言でまとめると、“彗星”というワードから糸守町が隕石によって壊滅したという悲劇を思い出したからだと思います。

 

2013年に糸守町に隕石が落ちたとき、中学3年生だった瀧はその出来事を知っていたはずです。

しかし、三葉と入れ替わるようになってからはその出来事を忘れているという設定でした。

ちなみに君の名は。ファンの間では、瀧は単に忘れていたのではなく、何らかの力によって忘れさせられていたのでは?という考察もあるようです!

 

10月2日に彗星を見たことがきっかけで、瀧の中に眠っていたであろう隕石落下事件の記憶が蘇ったのではないでしょうか?

ということは、当時生きて糸守町に住んでいたであろう三葉や、宮水家のみんなも被害に遭い、ひょっとすると亡くなっているかもしれない…。

 

瀧は三葉として過ごすうちに宮水家への愛着が少なからずあったはずですし、何より、三葉に特別な思いを抱き始めていたかもしれません。

そんなとき、既に三葉は亡くなっているかもしれないと気づき、自然と涙が出たのだとしたら、その涙の理由に納得がいきますよね…。

 

しかし、映画を観た人の中には、「君の名は。の3年の時差に気づかない設定や隕石落下を忘れているのはおかしいし矛盾だらけ!」という現実的な感想を持つ方もいるようです(笑)

参考記事はこちら

 

【君の名は。】涙の理由を考察!三葉と瀧が目覚めると泣いているのはなぜ?のまとめ

今回は、君の名は。の中で主人公2人が見せる涙の理由について考察してみました。

私の考えをまとめると、

三葉の涙の理由   瀧への恋心を自覚したから
瀧の涙の理由    隕石によって糸守町が壊滅し、三葉が亡くなることに気づいたから

となります。それぞれの涙の理由がとっても切ないですよね。

 

2022年10月28日には、金曜ロードショーにて君の名は。が放送されます。

初めて君の名は。を観る方も、既にファンの方も、今回は2人の涙の理由を考察しながら観ると、もっと作品を楽しめるかもしれません。

 

タイトルとURLをコピーしました